前投稿で紹介したガイド交換依頼のロッド2本。

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ロッドブランクからガイドを全て取り外し、下地調整後、ブランクを塗装。

さて、「ガイド取り付けましょう」とはいかない。

 

新品ガイドはそのままでは取り付け困難。

ガイドフットをヤスリで調整して段差を滑らかにしてやらないと、スレッドが上手く巻けません。

 

 

 

以前は電動ルーターを使っていましたが、鉄粉が舞う為、最近は彫金加工等で使われる「スリ板」と呼ばれるアイテムを使い、手でヤスリ掛け。

 

 

スリ板クランプセット V溝型

シーフォース 万能すり板(テーパー型) 

 

 

スリ板と言っても色んな形の種類がありますが、私は自宅にあった板で自作。

柔らかいSPF材なので、全体をバーナーで真っ黒に焼き締めてからペーパーでサンディングした物です。

とは言え、元々柔らかい材質なので、いずれ、固い木材で作り直そうかと思ってます。

 

 

 

 

ヤスリは粗削り用仕上げ用の2種類を使ってます。

粗削りでガイドフットの段差を削った状態だとスレッドを巻く際の滑りが悪く、最悪の場合はバリなどで切れてしまいます。

その為、最後に仕上げ用のヤスリで滑らかにしてバリ取りもしています。

 

ちなみに、ガイドフットの段差を削ると、フット裏側にもバリが出るので、フット裏も仕上げ用ヤスリで滑らかにします。

 

たかが、ガイド取り付けと言えど、手間かかります。

 

 

スリ板は今の所、ガイドフットの加工で使うだけなので、スリ板の斜面を利用して削ってます。

 

ガイドフットを削るだけの作業でも、こんな、ちょっとしたアイテムを使うだけで、なんだか職人っぽくて、面倒なガイドフットの加工が少しだけ楽しくなるのです。

 

 

 

 

ガイドフットのBeforeAfter。

左のガイドフットの様に削ったら完成です。

 

ロッド2本分のスネークガイド計15個のガイドフットを調整したら取り付けていきます。

 

でもこの作業って、ガイドを持っている左指が結構疲れるんだよなぁ…

 

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