今回もまたまた木曽のホームリバー
林道をビアンキで登り始めると、すぐ前方に三人組のフライマン。
恐らく、停めてあった千葉ナンバーの青い車の方かな。
どこの区間を釣るか聞いてみると、40分ぐらい歩いてから入渓して堰堤まで釣り上がる予定との事。
僕も堰堤下の区間を釣ろうかと予定していたけど、下の橋から釣る事に。
この区間は四月に今季初ホームリバー釣行で釣った場所。
4月20日(土)今回もホームリバー釣行 ここ数年、この時期の日曜に神奈川のタテゴトさんと長野のタツヤさんでホームリバーに集結していますが、今年は僕もタツヤさんも日曜に行けない。僕は土曜の休日出勤がなかったので土曜釣行へ。タテゴトさんは神奈[…]
今回も入渓点より上流にビアンキを停めて、歩いて入渓点に戻って釣り上がり、帰りはビアンキで一気に下って帰る作戦。
三人のフライマンに別れを告げ、上流のビアンキを停めるポイントまで向かいましたが、途中、蚊取り線香に火を点けていない事に気づきました。
蚊取り線香はクマ除けの為に使っています。
実際、蚊取り線香を使うようになってからは、クマと遭遇していません。
ビアンキを停め、座り込んで蚊取り線香に火を点けます。
火を点けている時に斜め後方でポキッと音が…
???
ん? 気のせいかな?
するとまた、ポキッ。
その後も、ポキッ、ペキッ、パキッ。
小枝が折れる音の様ですが、こちらに近づいている気がする。
猿かな?カモシカかな?
いや、まさかクマ?
嫌な予感がしたので、急いで立ち上がり、音の鳴る方を見ていると、5mぐらい前方の藪から、クマ!!
左の藪から右の藪へ走って消えていきました。
一瞬だったので、写真を撮る余裕もなかった。
合成してみました(笑)雑な合成ですいません。
クマ除けの為の蚊取り線香だけど、点けてる最中に遭遇するとは。
しかもこんなに下の区間で。
念の為、爆竹を鳴らして再び、ビアンキで林道を登り、適当な所に停めて再び林道を下り、入渓点へ向かいましたが、さっきクマと遭遇したばかりのポイントを再び通るのは正直心地良くはない。
皆さん、くれぐれもお気をつけて。
気を取り直し、釣り開始
幸先良く、まずは小さなイワナを一匹。
朝一の山の上の方はガスっていましたが、すぐに晴れ間が出てきました。
すぐにアマゴも釣れました。朱点が控え目な綺麗なタナビラです。
ここでフライをチェンジ。
浮いているイワナにフライを投じますが、見切られて終了…
結局、ピーパラを結び直しました。
ピーパラに戻したら、アマゴやイワナが釣れ出します。
サイズは小さいけどね。
今回からFoxfireのSCイージーハンドカバー SCORONを導入。
釣りに行くと、手の甲の日焼けが凄すぎる。手の甲と手の平の境目がクッキリと変な感じ。
レジでお釣りを貰う時とか、ちょっぴり格好悪い(笑)
今回使ってみた感想は、フィンガーレスなので、違和感なく普通にティペット等の扱いがし易くてとても良い感じ。 オススメです。
手の甲の日焼け 青天の中、釣りをしていると、手の甲を陽が射してジリジリと暑く、釣りを終えて帰宅すると、真赤。 翌日には真っ黒に日焼けしてます。 手の甲と手の平では色の違いがクッキリと別れて[…]
大場所の岩盤下
とあるポイントの大場所。
大きな岩の下のえぐれた箇所へフライを投じます。
何投かしても反応がないけれど、もう少し更に奥へフライを投じたい。
そろそろ昼食にして少し間を開けようかなと考えていたら、奥から黒い影が出てきました。すぐに岩の奥へ戻りましたがデカイ。
良く見ると岩の奥から少し顔が出ています。
これは目の前に落とせば食うだろう。
フライをキャストするとゆっくり出てきてバクッ!
ヒョロヒョロの細長いイワナ
このアングルだと更に細さが際立つ。
どんなに頑張ってもあと数ミリ足りない。
泣き尺でした。
あまりの細さにパワー不足か、あっさりとランディング。
あまり引きを楽しめませんでした。
昼食
岩の上に腰を下ろし、先ほど泣き尺を釣ったポイントを見ながら昼食を食べていましたが、目の前の岩盤の巻きの所に岩魚の姿を発見。
オニギリを食べながら観察してるとイワナがライズしました。
これは釣るしかない。
昼食を食べ終わり、ティペットとフライを新しく交換し準備OK!
フライを投じるとバクッ!
そんなに大きくは見えなかったけど引きは強い。
さっきのヒョロヒョロの泣き尺よりもはるかにコッチの方が引きが強くて、岩の下に潜られそうになったり、ヒヤヒヤしましたが無事にランディング。
計測はしなかったけど八寸強はありそう。
今日は中々の高活性でした。
惜しくも尺には届かなかったけれど、十分と楽しめたし、クマとも会えたし(笑)
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