木工旋盤
竹竿製作を初め、色んなクラフトをしていると旋盤があればコノ作業も楽に出来るだろうとか誰もが考える。
いずれは金属も加工したいから、お金貯めて金属旋盤を購入しようとは考えてますが、それまで不便な作業を続けるのもストレスが貯まるし、苦労して良いものが出来ず失敗作ばかりを作るのも無駄になる。
金属旋盤は高くて中々手が出ないけど、小型の木工旋盤ならお手軽価格の物も売っています。
旋盤を自作している方も見えますが、やはり餅は餅屋。
様々な作業に対応しようと思ったら、メーカー品を購入した方が確実。作業性も上がります。
意を決して購入してからすでに二年経ちました。今まで使ってみて感じた事を軽くレポします。
【プロクソン】 ウッドレースDX
購入したのはプロクソンのウッドレースDX。
同じくプロクソンでミニウッドレースと言う商品もありますが、コチラだと痒い所に手が届かないので、上位機種のウッドレースDXを購入しました。
消費電力: 80W
回転数: 600/300(50/60Hz)~3500min
加工材寸法の目安: 丸材直径50mm 角材40×40mm 長さ220mm
本体寸法: 横485mm×高さ91mm×奥行140mm
重量: 約2.2Kg
本体の他に付属品が数点。
付属のバイトはただの彫刻刀の様な代物。
加工は出来ますが、お世辞にも満足出来る使い勝手とは言えません。
なので、SK11の本格的な木工旋盤のバイトを購入しました。
切削能力は雲泥の差!
木工バイト 木工用 のみ 8本組
そして付属品の中でも、地味に嬉しいセンター出し定規。
角を合わせて罫書きを入れて角材のセンターを出します。
それからコレットチャック各種。
付属の専用スパナで確実に固定。
主軸側にドリルを付けたり、可能な範囲でご自由に色んな物を、固定しちゃって下さい。
付属の芯押し台。
ウッドレースDX 購入の決め手
ミニウッドレースだと主軸貫通穴もなく、オプション品も限られ作業の幅が狭く、作れる工作物は限定的。
ウッドレースDXは主軸貫通穴も装備し、オプションも豊富。
直径約10mm程の主軸貫通穴が空いています。
長さのある丸棒も主軸貫通穴を通す事で様々な加工に対応出来ます。
オプション紹介
ウッドレースDXのオプションの中で特に三爪ユニバーサルチャック、四爪インディペンデントチャック、ドリルチャック、押しセンターDXを使うと、より作業の幅が広がります。
付属の工具
各爪が独立して動くので、一つ一つの爪を調整して異形材の中心を出します。
プロクソン(PROXXON) 四爪インディペンデントチャック
ドリルチャック&押しセンターDX
ドリルチャックと押しセンターDXを組み合わせて使います。
芯押し台側にドリル等を取り付ける事が可能ですが、偏芯してしまい精度は良いとは言えません。
あまり精度を求めなければ、まぁ使えると言った感じでしょうか。
プロクソン(PROXXON) ドリルチャック
プロクソン(PROXXON) 押しセンターDX
ドリル等を使う場合はドリルの刃長分でテーブル長さが足りなくなります。
また長めの材料を削る場合でも同様にテーブル長を延長したくなると思います。
今の所、テーブル長ギリギリで使っていて辛うじて作業は出来ていますが、そろそろ限界を感じているので延長テーブルも購入するつもりです。
あと主軸側にドリルチャックを取り付ける場合には専用のシャフトも必要です。
プロクソン(PROXXON) ドリルチャック取付シャフト
竹を割って2~3cmぐらいにカットして、表皮をすり合わせて貼り合わせた、いわゆる竹層のランディングネットやリールシートを作ろうと思います。 でも竹を貼り合わせたのはいいけれど、バンドソーは寿命を[…]