漆黒竹竿製作
前作のロッドでは竹の表面をかなり真っ黒にしてみたけど、ティップとバットの焼き色が合わず残念な結果に…
前作の失敗を踏まえ次も同様に真っ黒にフレーミングを施しました。
竹の表面にはパワーファイバーと言われる竿として一番大事な部分がある。
焼き入れをする事により適度なハリを出すのだけど、ここまで真っ黒に焼いてしまうと肝心のパワーファイバーが炭になる?折れやすくなるのかもしれない。
なので普通はここまでやらない。
でも過去に某プロビルダーさんが一本作っているんだよね。
教科書通りに作っていたら新しい扉は開かないかもしれない。
常識は非常識によって覆される。 失敗を恐れず非常識な事をやってみる事も大事。
試作ロッドなので失敗してなんぼ。
タブーに挑むべし。
その先に、きっと何かが見えてくる。ハズ…
ヒートガンで曲げ直しをして荒削り
白光(HAKKO) ヒーティングガン
見ての通り表皮は真っ黒にフレーミング処理済です。
ほぼ炭かも…(笑)
でも折れてもOK!
それでこそ試作の意味がある。
プレーニングフォームのテーパー調整
デプスゲージを確認しながらプレーニングフォームを開閉させてテーパーを調整。
ちなみにデプスゲージは以下の三点を購入して使ってます。
ミツトヨ(Mitutoyo) ダイヤルデプスゲージ
ミツトヨ(mitutoyo) 継足ロッド
60度の測定子を付けた分、継足ロッドで延長しないとデプスゲージが使えないので購入の際は注意が必要です。
確か10mmの継足ロッドを購入したと思うけど、15mmでも問題なく使えると思います
コロナの影響で今年はまだ釣りにも行ってません。年券すら準備してないし…
緊急事態宣言解除って言ってもまだまだ不安。県をまたぐ移動を控えましょう。
もう少し辛抱です。
釣りに行けない分、休日にボチボチ仕上げ削りでもしていきましょうかね。
家にいても飽きないほど懐の深~い趣味。
フライフィッシングをやっているおかげで暇とは無縁(笑)