バンブーロッド製作の時にガイドを巻き止めたり、飾り巻き等に使うシルクスレッドを三か月ぐらい前にレッドとブラックを追加で購入しておいた。

 

Olympian  Pure Silk

 

ボビン1本に1200ydsも巻かれているので、今の製作ペースだと一生分はあるんじゃないのかな?

特にブラックはトリム専用として使うからロッド1本に使う量も僅か。 恐らく使い切れないでしょう。

 

 

太さは#110相当らしい。ちなみにイギリス製。

ただ、こちらのスレッドもメーカー廃業の為、在庫限りらしいです。

よく使いそうな色だけは予備を購入しておいた方がいいかな。

 

ゴッサマーやグデブロッドなどのメーカー廃業が目立ちますが、この先、バンブーロッドを作り続けていこうと思っているのに、国内外のメーカーやショップの存続が心配です。

 

特に国内はロッドビルディングに限らずフライ業界全体の先行きが不安。

 

10~20年先は廃業等により、スレッド、コルク、ガイド類の入手も困難になるのかもしれない。

 

前作のバンブーロッドは藤巻きのグリップにしてみました。

良質コルクを安定して入手出来ない現状を考え、藤巻きグリップで対応して行こうかと思います。

スレッドやガイド類、その他、諸々も代替品を考えておこうと思う。

 

 

 

 

色見本の製作

 

節間でカットした竹をプレーニングフォームに乗せて西洋カンナで削り、接着したら色見本用のブランクの完成。

 

 

完成したブランクにOlympianのスレッドを巻いてエポキシでコーティング。

 

 

 

一番左側だけゴッサマーのスカーレットを巻いてみました。

Olympianの赤と比べるとゴッサマーの方がやや明るめの赤。Olympianはやや濃いめの赤と言った感じかな。

 

それにしても見本とは言え、エポキシコーティングが下手くそ…はみ出しまくりじゃないか

 

 

バンブー フライロッド ブランク6フィート6インチ #3

 

 

おまけで鉛筆も作ってみた

 

プレーニングフォームに乗せて三角に削り出した竹片を、鉛筆の芯が入るようにくり抜きます。

 

 

今回、使う鉛筆の芯はデッサン用の太めの芯。直径2mm。

 

竹片をくり抜き、芯をセットして仮組み。

 

 

構造上、くり抜いた内側は六角形なので、鉛筆の芯とは僅かに隙間が出来てしまう。

接着材で埋まるかな。

 

 

接着

 

良い感じ♪

 

 

 

問題発覚!

 

鉛筆削りで削ろうとしたら、僅かに太すぎて鉛筆削りに入らない(-_-;)

設計ミス!

鉛筆削りの内径まで考えず、大体の太さで作ってしまった。

 

 

少しカッターで削ってから鉛筆削りで削ってみましたが、六本の竹片で接着してあるので、芯との境目がボロボロになりやすい。

 

鉛筆削りは諦めてカッターで削りました。

 

鉛筆をカッターで削るなんて子供の頃を思い出します。

 

 

 

鉛筆の端部もOlympianのシルクスレッドでラッピングしてみました。

 

 

 

エポキシでコーティング

 

 

 

 

 

 

本当はシャーペンやボールペンを作りたかったけど、どうやって作ろうか思案中なので、今回は簡単に出来そうな鉛筆を試しに作ってみました。

 

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