【自作カンナ】竹の表皮削りに使う鉋を作ってみた

 

バンブーロッドの製作工程の中でスクレッピングと言う作業があります。

仕上げ削り前に竹の表皮にあるエナメル部分を平らに削り取る(こそげ取る)工程で、竹片をプレーニングフォームにセットし正確に三角形に削る為の大事な作業。

 

今までは、カンナの刃やカッターナイフの刃を持って表皮をこそげ取っていたが以前から専用の鉋が欲しいと思っていた。

でもリー・ニールセンやVeritasのスクレッパーは¥2~3万もするので…

台直し鉋でも代用出来るみたいだけど、作ってみる事にしました。

 

試作一号

 

SPF材の2×4材を100×60にカット。

 

ドリルで何か所も穴をあけて繋げ、刃を取り付ける溝を作りました

 

当初、刃の固定をボルト&ナットで作り完成しましたが、使いづらかったので鬼目ナットを取り付けようとしたら木材が割れてしまいました。

 

 

試作二号

 

再度、前作の同様に作り直しましたが穴あけの箇所を僅かに肉厚を保ち、木材が割れない様にしました。

 

 

ボルト&ナットから鬼目ナットに変更するなら上部の幅10mmの溝は要らない…

 

 

 

裏側の刃先周りの逃がし加工もバリバリで汚い…

 

 

 

使えなくはないけど気に入らないので再製作

 

 

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完成

 

 

 

バーナーで焼き目を入れて椿油を塗り込み完成。

 

椿油 100ml

 

 

 

試し削りをしたら、削りカスが詰まりやすかったので大きめに逃がし加工を施しました。

 

フライス機があれば綺麗に加工出来るのだろうけど…ボール盤で無理やり加工しましたよ。

エンドミルもないから普通のドリルで(笑)

 

 

 

 

木材へのネジの固定は鬼目ナットを使います。

下穴をあけて鬼目ナットをねじ込み。(念の為、エポキシ接着剤で固定)

 

 

 

 

刃の研ぎ角は色々と試してベストな状態を探ろうと思います。

 

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